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最賃改定! 熊本県は過去最大の引上げ額 企業の対応ポイントは?

熊本県地方最低賃金審議会は、2025年度の最低賃金について、

現行より82円引き上げた「時給1,034円」とする答申を行いました。

これは過去最大の引上げ幅で、初の1,000円超えとなります。

 

今後は労働局長による公示後、

15日間の異議申し出期間を経て正式決定され、

2026年1月1日からの発効が見込まれます。

 

ワンポイント➹

1  答申て何?

答申は確定ではなく、

審議会の答申を受けて、最終的に労働局長が地域別最低賃金額を決定します

 

2 異議申し立ては?

使用者や労働者が意見を表明できる正式な手続きのこと

☑  答申の公示 都道府県労働局長が、地方最低賃金審議会の答申内容を公示します。

☑異議申し出期間(15日間)に、使用者または労働者が異議を申し立てることができます。

☑  提出方法

書面で提出(様式は自由ですが、最低賃金額に対する具体的な理由が必要)

提出先は、都道府県労働局長宛て

労働組合や業界団体が代表して提出することも可能です

 

【今後の検討課題】

・最低賃金との整合性チェック

・時給・月給・手当の再設計

・基本給の逆転現象や不公平感の防止策

・賃金規程の整備

・賃上げ後の人件費影響試算

・業務フローの見直しと属人化からの脱却

・非正規→正社員への登用制度の導入

 

企業様には人件費の見直しや雇用契約の再整備、

業務効率化への対応が求められます。

制度の動向を注視し、早めの準備が重要です

当事務所でもこれらをコンサルティングとして対応させて頂いております

ご検討の際はお問い合わせくださいませ